税金を払うために土地の一部を売却するのはアリ?注意点と成功のポイント

query_builder 2025/11/24

■ はじめに

固定資産税や相続税など、まとまった税金を支払うために「土地の一部を売却したい」というご相談は意外と多くあります。
特に相続が発生した際は、評価額が高いにもかかわらず現金が手元にない“土地はあるが現金がない”というケースも珍しくありません。

今回は、税金を支払うために土地の一部を売却する場合のポイントと注意点について分かりやすくまとめました。


■ 土地の一部を売却するという選択肢

土地全体を売却するのではなく、一部だけを切り分けて売却する方法を「一部売却」といいます。
主に以下のようなケースで検討されます。

  • 相続税の支払いに現金が必要

  • 毎年の固定資産税・維持費の負担が大きい

  • 広すぎる土地を持て余している

  • 家の建て替えや資金需要がある

活用しきれていない部分を売ることで、無理なく資金を作るメリットがあります。


■ 一部売却のメリット

● 必要な資金だけ確保できる

全てを売る必要がなく、手元に残したい土地・建物は維持しながら資金を確保できます。

● 使っていない土地の負担を軽減できる

固定資産税や草刈りなど、管理の負担を減らすことができます。

● 難しい場合は「貸す」選択肢も残せる

全てを売却するよりも柔軟な運用が可能です。


■ 一部売却の注意点(ここが重要)

① 分筆(ぶんぴつ)が必要

土地を一部だけ売るためには、必ず分筆登記が必要になります。
土地家屋調査士へ依頼し、境界確定 → 測量 → 分筆という流れで進みます。

ポイント

  • 隣地との境界確認が必須

  • 広さや形によっては 買い手が付きにくくなる場合がある

  • 測量費用が数十万円〜必要になる

② 法規制によっては分筆できないことも

  • 接道義務(道路に2m以上接している必要)

  • 用途地域の制限

  • 建ぺい率・容積率による制約

条件次第では、分筆しても家が建てられず価値が低い区画になるケースがあります。

③ 売却後の残地の使い勝手が悪くなることがある

残した土地が狭くなったり、駐車スペースが確保できないなど
売った後に生活が不便になるケースにも注意が必要です。


■ 売却時にかかる税金も確認しておく

土地を売ると、売却益(譲渡所得)が出た場合、譲渡所得税がかかる場合があります。
ただし、相続や長期保有のケースでは控除や特例もあるため、事前に確認することが重要です。


■ 一部売却が向いているケース

  • 相続発生後、現金が足りず土地が広い場合

  • 住宅の建て替え費用などで一時的にまとまった資金が必要

  • 固定資産税負担を減らして土地を整理したい

  • 将来的に使わない部分だけを先に売っておきたい


■ まとめ

税金を支払うために土地の一部を売却するという選択は、
所有資産を有効に活用しながら必要な資金を確保できる非常に合理的な方法です。

ただし、

  • 分筆が可能か

  • 売れる形か

  • 売却後の残地の使い勝手はどうか

  • 税金はどうなるか

これらをしっかり確認しないと損をしてしまう可能性があります。

土地の一部売却を検討されている方は、お気軽にご相談ください。


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