隣の家のブロックが越境している解体の注意点

query_builder 2025/12/12

住宅の建て替えや土地売却に向けた建物解体の際、意外と多いトラブルが 「隣地のブロック塀・基礎・設備の越境問題」 です。
境界に関わる問題は、解体後の新築工事や売却にも影響するため、着手前に必ず確認しておく必要があります。

本記事では、実務で多いケースや、解体をスムーズに進めるためのポイントを、わかりやすく解説します。


1. なぜ越境が問題になるのか?

  • 解体工事中に 隣地の所有物を破損 してしまうリスクがある

  • 越境のままにすると 後の新築工事で境界に支障 が出る

  • 売却時に 境界トラブルが発覚し、取引が遅れる・価格交渉になる

  • 法律上は、越境物の扱いについて 所有者同士の合意が必要

越境の程度が数センチでも、境界は大きな問題になります。


2. まず行うべきは「境界立会い」

解体前に、必ず 隣地所有者と現地立会い を行いましょう。

●確認する内容

  • ブロック塀や基礎がどちらの土地に乗っているか

  • 越境部分の位置と距離

  • 誰の所有物か(現状の認識)

  • 解体で触る必要があるか

  • 解体後、再設置が必要かどうか

境界杭が失われている場合は、土地家屋調査士による復元測量を行うことをおすすめします。


3. ブロック塀が越境している時の対応方法

以下のような選択肢があります。

① 既存塀を残す(共用扱い)

・小さな越境の場合
・解体で触らない場合
→ 最も費用の負担が少なく、隣人関係も良好に保ちやすい

② 越境部分を切断・撤去する

・ブロック塀が新築に干渉する場合
・危険性がある場合
→ 隣地の同意が必須

③ 新しい塀を設置し直す

・古いブロックが劣化している
・境界ラインでまっすぐにしたい
→ 費用負担の割合について事前に協議が必要


4. 解体会社との事前共有が重要

解体前に、越境箇所について 写真・図面・測量結果を元に共有 してください。
共有がないまま進めると、破損や後々の責任問題につながります。

解体会社に伝えるべきポイント

  • 越境部分の有無と位置

  • 残すか撤去するか

  • 隣地との合意内容

  • 新築工事で必要になるライン


5. トラブルを避けるために重要な「覚書」

隣地所有者と話し合いができたら、簡単でよいので
「越境物の扱いに関する覚書」 を作成しておくと安心です。

内容の例:

  • ブロック塀の所有者

  • 解体時の対応

  • 再設置の有無と費用負担

  • 今後問題が起きた場合の連絡方法

書面を残すことで、後の工事や売買も安心して進められます。


6. まとめ

隣地ブロック塀の越境は、解体工事で最も注意すべきポイントです。

  • 境界立会いを行う

  • 越境の状況を正確に把握する

  • 隣地との合意を得ておく

  • 解体業者に事前共有を行う

  • 必要に応じて覚書を作成

このプロセスを踏むことで、スムーズで安全な解体工事につながります。


ハウジング・エスでは、解体から境界確認・新築計画まで一貫サポートします

越境トラブルの現地確認や、測量士手配、隣地との調整も含めて、解体前の不安をまるごとサポートいたします。
お困りの際はお気軽にご相談ください。


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